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役割のある暮らし

  • 執筆者の写真: トーメ
    トーメ
  • 2019年2月16日
  • 読了時間: 3分

先日、仲間で1泊旅行へ。

雛連れなので行ける場所は限られてしまうのだけれど、ペットホテルに預けていくよりよっぽどいいのでそれを理解してくれる仲間には本当に感謝だ。

こないだテレビで16歳のわんこに蹴りを入れている動画が公開され、多くの非難が浴びせられていた。

主はあれを「しつけ」という。

胸が苦しくなった。

翌日今度は韓国のペットショップで購入した子犬がうんち食べちゃったから返品したいと訴え断られた腹いせにその子犬を投げつけている動画が公開、もちろん非難が飛び交った。

いくら非難が飛び交い、浴びせられようとも

16歳のわんこの心とからだに深い傷をつけ

投げつれられた翌日に死んでしまった子犬は戻ってこない

小さいころ、家にはウサギやチャボ、ジュウシマツなんかはいたけれどわんこはいなかった。

大人になって自分のお金で暮らせるようになってから雛と出会い、共に暮らして12年が経とうとしている。

この12年、いろんなことがあったけれど一度たりとも雛に手をあげたことはない。

それは、雛が「ワタシの喜怒哀楽のぶつけ先」ではなく、「ワタシと喜怒哀楽を共にしてくれる」役割だから。

矛先ではく、隣にいるの。

役割を履き違えないでほしい。

話は変わるようで変わりませんが、

仕事でヘルパーとして動いているといつもぶつかるキーワードがある。

それは『自立(支援)とは?』である。

例えばAさんと出かけるとする。

Aさんは計算が苦手だったり言葉がスムーズに出てこなかったりするけど欲しいものは自分で選びたいし人とのコミュニケーションも出来ないわけじゃない。

そんな時ワタシたちはどんな応援をどのくらいやるべきか。

もういっこ例えよう。

Bさんちに家事援助のため訪問するとする。

BさんはBさんなりにではあるが一応片付けの概念をもっていて時間を要するが自ら動くことができる。ただめんどくさがり屋さん。

そんな時ワタシたちはどんな応援をどのくらいやるべきか。

きっと正解は、例え同じ人だろうが毎回違ってくる。体調、心模様、周囲の状況etc.

ただただ、【その日その人にとっていいっくらいの役割のある暮らしの提案】をしていければ上等かなぁと思うのです。

ワタシは全く役割のない空間は苦痛だと思っていて、程よい疲労感を得ることこそが活力につながるんだと考えている。

だからこそ

・役割を履き違えないように。

・ちょうどいいっくらいの役割を担う。

自身にも課せたいし仕事でも伝えていけたらと願ってます。

あの16歳のわんこが心の底から安堵する時間が1日でも早く訪れますように。

あの子犬がお空で思う存分遊んで愛されていますように。

トーメ『黒豆讃歌(黒豆さん歌)』

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