早いもので2021年も上半期が終わろうとしております。
昨年からのコロナ禍に巻き込まれ、
音楽活動らしいことが全然出来ないままの毎日。
しかしながら、
ライブをやらなくてもどこかしらで歌は歌うしギターを弾くのです。
ご存知の方も少なくないでしょうがワタシは障害福祉に関わる仕事をしています。
大学卒業後今の法人に入職しはや20年。元々は知的障害のある方メインの支援を行っていましたが、ここ10年くらいは身体的、精神的、何ともカテゴライズできない方などなど・・・多種多様な人々と関わる機会をいただいています。
そんな中、先月あたりから新しい支援が始まりました。
きっかけは「ギターが弾けること」。
まだ10代の若者が退院し、地域での生活を始めるにあたって支援者と呼ばれる皆さんは住む場所にはじまり通院先や居場所、拠り所をあれこれ用意するのです。
本人のニーズは悩める10代だけあってどれもグレー色な反応。でも唯一はっきりとした色を見せたのが「ギターを弾きたい」という希望でした。
支援者たちはこぞって頭を悩ませ、そして一つの可能性を見出しました。
「當銘さんならできんじゃない!?」
今のワタシの仕事は大きく3つ。
ひとつは相談支援専門員として担当者の希望や困り感を一緒に共有しなんかいい方法はないか考える仕事。ふたつめはヘルパー事業所の管理者業務。そしてみっつめはヘルパーとして現場に出向く仕事。
若者の支援者さんたちはあれこれ工夫してワタシのヘルパー業務の中でその若者とギターを弾いてほしいと言ってきました。
ということで今は定期的に平日の真っ昼間から親子ほど歳のはなれた子と公園でギターを弾いたりしています。
なんという事でしょうね。
その子の「ギター弾きたい」を受けて
ワタシの「ギター弾きたい」まで叶うのです。
もちろんただ弾いてりゃいいってことでもないわけですが、その子からすればそれこそただ一緒に弾いていてくれるだけでいいのかもしれません。
いつの日か、仕事でギターを弾くワタシなんかではなく、正真正銘ただギター弾きたい・音楽に溺れたい仲間がその子と繋がっていきますように。そんな願いを持ちながら、今はただただその子とギターを弾きたいと思っています。
話は変わって我が相棒、雛ちゃんの近況をば。
15歳ともなれば目も真っ白けになったし、こっちで呼んでもあっちを向いて「どこ?」って顔するような状態ではありますが、それでも毎日快眠・快食・快便であります。
ちょうど1年前は食欲がぐっと落ち、大腸炎も患ってしまったのでこのままダメか・・・なんて思った瞬間もありましたが何とか持ち返してくれました。
とはいえ老犬に夏の暑さは大敵。できるだけのサポートをしたいと思っています。
今日はそんな雛と初めて出会った記念日。
15年前の6月26日に初顔合わせ、翌27日にお迎えに行きました。
骨折に臍ヘルニアに乳腺癌。他にもあれこれ病気を患っては克服してきた雛にあらためてあっぱれです。
それもこれもひとえに皆さんが一緒にひなを愛でて育ててくれたおかげであります。
これからもどうぞよろしくお願いします!
インスタグラムには毎日「今日のひなちゃん」更新していますのでそちらの方より見守っていただければと思います。
まだまだ先が見通し悪い毎日が続きそうですが、みなさんどうか朗らかに。
どんちゃん騒ぎできるようになったらどこまでも正々堂々どんちゃん騒ごうね♪
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